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主イエス・キリストの恵みを共有できますことを心より感謝致します。
聖書の最初のところに創世記と言う書巻があります。
そこに、神がすべてのものを創造されたとあります。このことは疑いもないことであります。創世記1章26節・27節を見ますと「神が人を造られた」ということが記されています。人は皆、神によって造られ、神は平等私たちを愛してくださっています。強い者だけが、世の中を支配し謳歌して暮らすことを許されているのではありません。
第Ⅰコリント書1章26節~30節には、
「あなた方の召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。
また、この世のとるに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。
これは、神の御前でだれをも誇らせないためです。
しかし、あなたがたは、神によって、キリスト・イエスのうちにあるのです。キリストは、私たちにとって、神の知恵となり、また、義と聖めと贖いとになられました。」
人は強そうに見えても弱いということでしょう。私は、弱いと思っている方もいると思います。今、聖書の箇所を記しましたが、弱さの中に強く生きることができるように神はされているということです。
人は弱さを知ったときに、他の人の弱さを共有することができます。
熊本において大きな災害がありました。災害に合われた方々の痛みや弱さを共有できるところに、神の愛を知り、自分の弱さも神が担ってくださることを知ることができるのです。そのためにも、まず自分自身を知ることが大切なことです。
それは他の人の弱さや、痛みを知り共に考えることができるようになるのです。。
地位が与えられるとおごり高ぶりが出てまいります。偉くなって、本質を知らないばかりに、なんでも意のまままになるような錯覚に陥ってしまう人もいます。
お金に対する感覚を見失う人だっています。もちろん、そういう人でけではありませんが、謙虚でそのようなことに左右されない方もいます。
地位や名誉や財産がすべてではないと知っていても、そのようなものにとりこになるのが人間です。
どんな人でも完全無欠な人は一人もいません。
牧師も同じです。弱さを抱えて、教会に来て、解決の道は聖書の神にあることを知り、主イエスを伝えようと牧師になった人は多いのです。
そのことを知らずして、神のことを伝えることはできないでしょう。
主イエスも、人間の痛みを背負われて十字架に架かられたのです。
主イエスは「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのところに来なさい。私があなた方を休ませてあげます。」と聖書(マタイ11章28節)にあります。
人生の出来事の中で、一人で考えられないことは沢山あります。
聖書に記されている神は、私たちの毎日の人生の出来事の中に働いておられます。
どうぞ、一度、教会にお出かけ下さい。
新しい発見をされて何かが変わる事でしょう。心からお祈り致します。